中古住宅として売るのか?土地として売るのか?(倉敷の実情をお話しします)
相続円相談室で行政書士の仕事をしていると、実家を相続した後に売却するのに苦労されている方が数多くいらっしゃいます。その多くの例で、相続のやり方の失敗や不動産屋の売却の失敗などで、不動産の売却が難しくなり売れにくい物件になる例を多く見ています。
今回は、倉敷市にお住まいの方から、相続で受け取った実家を売却したいのだけれど、どう売却するのがオススメなのか?
ということに付いてお話しさせていただきます。
現在の2023年においては、不動産取引をする場合”買主様”を守るという状況になっています。
それは、売買契約書の見ていただくとよく分かります。
それはなぜそうなっているのかというと
「売主様は売った後はもう知りません。となってもおかしくなく、不動産をこれから購入する方を大事にするような”買主保護”しないといけないよね」
となったのが理由のようです。
それがハッキリされたのは、令和2年4月に民法改正があり、瑕疵担保責任という名称は”契約不適合責任”という名称に変更されたことが、大きく変更された点となります。
この変更により、不動産売却をする売主に大きな責任を持たせるような事になりました。
そんなルールがあることを前提に、中古住宅のまま売却するのか?土地として売却するのか?という点で考えることは
◯建物の建築年月日
◯建物の歪みや傾き
◯建物の修復状況
◯屋根と外壁の修復状況
この4点です。
◯建物の建築年月日
建物の建築年月日を調べないといけないのは、その建物が新耐震基準に適合している住宅なのか?旧耐震の住宅なのか?という点が非常に重要な要点となるからです。
金融機関によっては、旧耐震の建物だと住宅ローンの条件が悪く設定されるところもあります。
◯建物の歪みや傾き
建物自体に傾きがあるかどうかを調べて、傾きが1000分の6以上の場合は、告知が必要であり、その修繕を求められる可能性もあります。
◯建物の修復状況
建物の修復状況は、お客様にとって非常に気になる点になります。小さなリフォームも含め、一度はリフォームに入られている事は多かったりします。目視で判断できる所だけじゃなく、壁中、断熱材の状況、床下、屋根裏、基礎の状況から白蟻の状況、配管など項目は実に様々です。修復状況もしっかり報告しないといけません。
◯屋根と外壁の修復状況
屋根や外壁の修復はだいたい15年に1度はしないといけないと言われています。
例えば、築年数が20年以上経っているのに屋根や外壁の塗り直しがされていない場合は、屋根や外壁のひび割れや損傷、外壁のコーキングの劣化などから、雨水の侵入等による、建物の腐食やカビ、シロアリなど様々なリスクが考えられます。
以上の4つの項目をクリア出来ている物件であれば、中古住宅として売却しても大丈夫だと思います。
【まとめ】
結論としては、中古住宅として売却した方が、実際に金銭として入って来るお金は多いと思います。しかし、その分その建物の責任は売主様が負うことになります。
つまり、建物を解体して土地だけ売るのはそれだけ責任が少なくなるということです。
ただし、土地の地中埋設物には売主の責任があります。解体業者の選定も、大切なポイントとなります。建物の解体をお願いするのであれば、信頼のおける解体業者にお願いしてください。
どちらもリスクを負うことにはなりますが、圧倒的に土地だけの方がリスクが少ないです。
正直不動産では、お客様のメリットのためにすべて正直にお話しいたします。
もし不動産の売却のご相談がある場合は、正直不動産へご相談ください。
気になることがあれば離婚の相談も出来る
正直不動産へお気軽にお問い合わせください。
私たち正直不動産は、不動産売却会社として、倉敷市を中心に不動産売却に特化しております。
不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに正直にお応えする事をお約束します。
正直不動産のこだわり
一軒家の個性と倉敷市の地域事情を活かして好条件で売却
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物件の特性を活かしてスムーズかつ好条件で不動産売却
戸建てならではの価値を活かして、スムーズかつ好条件で不動産売却できるようにお手伝いします。一軒家と集合住宅の選択は、住まい選びの大きな分岐点です。集合住宅は壁や床を隔てて、他の部屋と接しているため、騒音やプライバシーが気になる方にはデメリットに感じられます。しかし、一軒家であれば、隣家と程よい距離を保てるため、騒音などを感じにくく、プライバシー保持も可能です。騒音やプライバシーの少なさを重視して住まい探しを行う方に訴求すれば、一軒家をスムーズに売却できます。
また、魅力のある物件は多少高い費用を出しても購入したいという意欲も生じるため、好条件での売却にもつながります。27年の市役所勤めの経験があり地域を熟知していることを活かし、住宅のニーズを着実に捉えて、スムーズかつ好条件に売れるようにしていきます。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
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不動産売却を正直にサポートすることをお約束
正直不動産
住所 | 〒710-0824 岡山県倉敷市白楽町539-1 古城ビルA棟101 Google MAPで確認する |
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定休日 | 土,日,祝(事前に連絡いただければ休日も対応しております) |
代表者名 | 内川 良太郎 |
備考 | ・相続円満相談室 行政書士 内川良太郎 ・上級相続診断士 ・一般社団法人 相続と空き家の相談窓口代表(非営利団体) ・一般社団法人 全国空き家アドバイザー協議会会員 |
店舗詳細 |
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長年、行政(倉敷市役所に27年間)に関わっておりましたので、地域を隅々まで熟知した上で、スムーズかつ好条件で売れるようにお手伝い出来ます。相続専門の行政書士として上級相続診断士を保有しておりますので、相続の手続きから不動産売却のサポートまでワンストップで対応出来ます。
正直不動産の経営理念は
「お客様へ正しくまっ直ぐに価値を提供」
することです。
【正直不動産と他社との違い】
物件の案内する人が
”元倉敷市職員”だったかどうかという点が
全く違います。
では
元倉敷市職員にどんな案内が出来るのか?
またお客様にどんな価値を提供出来るのか?
私は多くの倉敷市民の方から
不動産売却後に”騙された”という声を
市役所の窓口で数多く聞いてきました。
その知識と経験を生かして
◯不動産売却方法のやり方の案内
◯不動産の売却のテクニック
をお伝えしています。
この数多くの市民の方から得た経験値を
お客様への不動産案内にすべて生かすこと
ここに”正直不動産”の名前にも
強い想いが込められています。
#すべて正直にお伝えいたします
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を保有してるので幅広い知識があります。
弊社は相続の問題にも取り組んでおり
行政書士として”相続円満相談室”という
相続の相談窓口も設けております。
#上級相続診断士でもあります
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一括してご案内出来るのも弊社の強みです。
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