インスペクションについて

【日本の中古住宅市場の変化】

日本の住宅は21世紀になってから

品質重視の価値観へ変わって来ました。

と言っても

日本は新築購入を希望するお客様が

圧倒的に多いのも現実です。

＃海外は中古住宅が主流だよ

＃修正やリフォームを繰り返しながら

＃中古の家に住み続けているよ

そんな状況の中古住宅においても

古い物件でも品質・性能面を把握し

透明性の高い市場へと変わってます。

2018年に法制化された

中古住宅の健康診断と言われる

”インスペクション制度”について

説明していきます。

【インスペクションが宅建業法に導入】

2018年4月宅建業法の改正があり

インスペクション（建物状況調査）

の説明などを義務化しました。

＃インスペクションの義務化ではないよ

宅建業法の改正点は

◯インスペクションの斡旋を媒介に記載

◯媒介依頼者がインスペクションを

　検査事業者に依頼した場合

　その結果の説明を重要事項説明書に

　記載し説明する

◯売買契約書に売主買主が調査結果

　について確認したことを記載する

以上の３点が”義務”とされました。

売主・買主にインスペクション制度の

存在を知ってもらいインスペクション済の

住宅を多く流通するように改善を図ろう

としたんです。

【インスペクションの利用の仕組み】

宅建業法で定めるインスペクションは

「既存住宅状況調査技術者講習制度」

に基づきちゃんと登録された技術者しか

業務が出来ないんです。

＃ちゃんとした業者じゃないとダメ

インスペクションを利用しようとする

売主や買主は自ら登録技術者を探すか

媒介業者からインスペクション業者を

紹介されて依頼することになります。

そこのハードルが高いのも

現実的な問題となっています。

＃自ら探すのは無理やろ

＃売主の不動産業者は乗り気じゃない

＃だって問題が出たら売れないじゃん

しかし

一生で一番大きな買い物になるわけで

その手間と時間とお金を掛ける価値は

十分あると思います。

＃建物の健康診断だよ

＃健康じゃない建物買いたくないよね

＃買主の目線で考えてあげて欲しい

実際私がご案内したお客様のA様は

中古住宅を購入を検討された際

自らの費用でインスペクションを行い

購入の決断をされました。

＃素人じゃ分からないところは

＃プロに任せましょう

＃目先のお金より後々の安心だよ

私はなるべくこの購入のやり方を

オススメしています！

＃だってお客様に失敗して欲しくない

＃面倒な手間よりお客様の立場を重視

【インスペクションの落とし穴】

インスペクションをオススメを

してはいますが、問題もあります。

それは

１番に購入の意思を表明していても

順番が入れ替わる可能性がある。

という点です。

＃売主は早く売りたいから

＃さっさと買ってくれる方を選ぶの

どういうことかというと

インスペクションの調査中に

別の購入希望者が購入の意思

(インスペクション無し)を示した場合

そちらの方に購入が決まってしまう

その可能性がある。ということです。

売主としたら、

インスペクション無しで購入が確定すれば

そっちの方が結論が早いため

じゃあ、そっちの方に売ります、

となっちゃうから。

そのあたりは

売主様と丁寧に交渉を重ねて

購入に進める必要があります。

＃丁寧かつ迅速に行動する

【まとめ】

今回は

ホームインスペクションについて

説明させていただきました。

中古住宅の購入は

新築住宅の購入が大きく違う点は

保証が全く無いという点です。

しかし

最近建築された家で

地震で倒れたり、傾いたりする家を

見たことはありません。

＃私の主観ですが

＃みなさんはどう思いますか

だから大丈夫と

安易に思うのも違うと思います。

中古住宅を購入するのであれば

インスペクションを行い

安心して購入することを

オススメしています。

私たち正直不動産は、不動産売却会社として、倉敷市を中心に不動産売却に特化しております。

不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに正直にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。