今回は、相続時の「相続税」について、上級相続診断士がお話をさせていただきます。前回の「不動産の相続」と合わせて、お読み下さい。

相続税の支払いは、いくら財産があったらかかるのか？という点を知りたいのではないでしょうか？

まず最初にお伝えしたいのは、相続税には基礎控除と言って、この金額以下であれば相続税がかかりません。というボーダーラインがあることを知っておいて下さい。

その金額はこちら

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3,000万円＋（600万円×相続人の数）＝基礎控除額（これ以下であれば相続税は無し）

【例１　相続人が1名の場合】

3,000万円＋（600万円×相続人1名）＝3,600万円（基礎控除額）

(3,600万円以下は非課税）

【例2　相続人が2名の場合】

3,000万円＋（600万円×相続人2名）＝4,200万円（基礎控除額）

(4,200万円以下は非課税）

【例3　相続人が3名の場合】

3,000万円＋（600万円×相続人3名）＝4,800万円（基礎控除額）

(4,800万円以下は非課税）

以上が基本的な相続税の基礎控除額の計算式です。

つまり、相続人の人数によって基礎控除額（非課税額）が600万円ずつ変わります。相続税の基礎控除額は相続人の人数さえ分かれば計算出来ると思います。まずは基礎控除額だけでも、計算してみましょう。

次にすることは、相続する財産の総額がいくらになるのか？それをしっかり把握しましょう。

そして基礎控除額を超えた場合は、超えた金額に対しての税率・課税となります。

下記に「法定相続人と法定相続分の一覧、相続税の速算表」がございます。

「法定相続人と法定相続分」の基本事例

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「相続税の速算表」（累進課税制度）

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【まとめ】

■まずは、相続人の人数を把握しておきましょう。

■次に、相続財産を全て把握しておきましょう。

■以上２つが分かれば、相続税の基礎控除（非課税）内かどうか分かるので、確認しておきましょう。

　（計算式→3,000万円＋（600万円×相続人の人数）＝（基礎控除額））

弊社では、上級相続診断士というスペシャリストが在籍しておりますので、相続のことなら何でもご相談ください。

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