倉敷市でも狭小地と言われる土地は存在し、売りにくいと言われています。

ただ、昨今の状況を見てみると、倉敷市で分譲される宅地の面積もどんどん小さくなる傾向になっています。

狭くて小さいだけでなく、台形や細長い形をしているケースも多く、購入希望者がなかなか現れないようです。

しかし、狭小地の売却を検討されている方は、よい条件で売れる方法があれば知りたいと思うと思います。

そこで今回は、狭小地の特徴やおすすめの売却方法をお伝えしたいと思います。

【狭小地が売れにくい理由】

そもそも狭小地とは、どれくらいの広さの土地のことを言うのか？
と言うことなんですが、実は狭小地の広さの基準については、はっきりと決まった基準があるわけではないんです。

狭小地と言われる土地は約40㎡〜50㎡以下、坪数は15坪〜20坪程度の土地を指すことが多いようです。エリアによっては30坪以下のことを狭小地と呼ばれます。

一般的な分譲地は一区画40坪〜50坪ほどですから、狭小地はその半分ほどの広さと言われています。

敷地内に一戸建と駐車場が必要となると、20坪の広さでは土地が狭いので、なかなか購入者が見つけることが難しいです。
また狭小地が売れにくい理由は、ほかにもあるんです。

●住宅ローンの審査が通りにくい（金融機関の審査方法によっては融資がおりない）
●自己資金をで購入しないといけない

実は多くの金融機関が、住宅ローンの審査条件に、土地面積を40㎡以上とすること。という基準を設けています。

この条件をクリア出来ない土地は住宅ローンを組むことが出来ないので、現金で支払わないと買えません。

基本的に狭小地は大都市に多いと言われていて、坪単価は相当高いエリアになることが多いので、どんなに狭い土地でも自己資金を多く用意していないと購入することは難しいと思います。

このように、土地の面積が狭いからという理由だけではなく、資金的な条件が揃わないと、狭小地が売却することが難しくなる原因となっています。

【狭小地を上手く売る方法】

では、狭小地を上手く売却するには、どうすればいいのか？

まず最初におすすめしているのは、隣地所有者に、挨拶も兼ねて売却しようと考えていることを伝えてみてください。

基本的に狭小地には狭小地が並んでいる場合が非常に多いですから。

例えば、一般的な住宅を建てるにはちょっと狭過ぎる土地でも、2つの土地を合わせれば、住宅を建てるための十分な広さになることがあるため、購入を検討してくれる可能性は十分あります。

（昔から「隣地は倍出しても買え」と言われています）

また狭小地の売買に強い買取業者や不動産会社に売却する方法もあります。
買取価格は、市場の6割ほどになるのが一般的ですが、早く売りたいと思われる方は検討してみてはいかがでしょうか。

【まとめ】

今回は、不動産の売買において基本的に狭小地は売却しにくいと言われる理由と、出来るだけよい条件で、できるだけ早く売る方法とを合わせてお伝えしました。

一般の方には、狭小地の活用方法は発想しにくいし、どうしたらいいか分からないと思います。

まず最初に、隣地所有者に声をかけてみて、その方が購入する意思が無ければ、不動産屋に依頼してみてください。

先日、弊社でも実際にあった話ですが、売買契約をしたあと、土地の転売を個人間売買で行っていらっしゃいました。

しかし、個人間売買で契約して不動産の登記まで行ったあと、購入者の使用目的と合わないような使用の仕方しか出来ないことが分かり、「登記を元に戻してお金を返せ」と裁判を起こすトラブルになっていました。

（備考：不動産売買の場合は、個人間での取引は非常に危険ですので、必ず不動産会社を入れてお取引をされる事をおすすめ致します。）

私たち正直不動産は、不動産売却会社として、倉敷市を中心に不動産売却に特化しております。

不動産のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに正直にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。